高校寮生活のいじめ嫌がらせ【体験談】すぐに実践できる対応4選

入寮前に知っておきたいこと

希望と夢の溢れる青春の寮生活と考えているかもしれませんが、

親や大人の目が届かないところで生活する環境では、いじめが多発していると考えられます。

いじめ過去最多、82%の学校で生徒ら317人が自殺

出典:朝日新聞DIGITAL

いじめ問題は加速しています。

予め考えられるいじめへの対策を考えておきましょう。

私が寮生活で体験した話を中心に、寮生活のいじめへの対応、いじめに遭わないためにできることを紹介します。

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私は、高校野球部(地方大会で準優勝あり、甲子園は逃す)で寮生活を3年間していました。
野球部寮は4人部屋、寮内に洗濯機と乾燥機あり、プライベート空間ほぼなし。
※高校名は伏せさせていただきます。特定もご遠慮ください。

寮生活にいじめや嫌がらせはある

寮生活におけるいじめはありました。

私が直接的に受けていたい嫌がらせもありますが、一緒に生活していた部員が受けていたいじめもあります。

その中でも、私がいじめや嫌がらせだと感じていたものを紹介します。

記事の後半では、部活動に関係なくできるいじめへの対応策を挙げています。

寮生活でいじめを受けやすいターゲット

高校野球部でいじめのターゲットにされていたのは

寡黙なタイプ
部活においての実力がない
一度信頼を失う

大きくこの三つに当たる人が、いじめを受けていました。

何とも理不尽な理由で嫌がらせを受けていたと今でも思います。

まず集中的にターゲットにされやすいのが、寡黙で何か嫌がらせを受けても言い返さないタイプの人は狙われやすいです。

次に、実力がない人です。練習や試合でミスをすると連帯責任で罰を受けたりすることがあります。実力のある部員からすると、受けなくていい連帯責任の罰を受けるのでその腹いせで寮内でいじめられていました。

最後に信頼を失うです。寮生活では様々な問題が多発します。物を盗った盗ってない問題です。これで冤罪で罪をかけられ疑われただけで標的になります。

実際に寮生活で起きていたいじめとは

洗濯物を途中で終わらせられる

これはかなり多発していた問題です。

共用で洗濯機と乾燥機を使います(年功序列で1年生は乾燥機使えない)

野球部なので毎日練習があり、ユニフォームを洗わなきゃいけません。

しかし、標的にされると洗濯がいつまでたっても終わりません。

洗濯のスタートスイッチを押し、その場から離れると勝手に止められてしまうからです。

乾燥機では、途中で止められて洗濯物を出されて生乾きになることもありました。

洗濯室に干すこともできるのですが、干している洗濯物を一カ所にくっつけてずらされて乾かないなんてことも頻繁にあります。

寮生活では、このような陰湿的ないじめも多発していました。

洗濯場から目を離すとこのようなことが起きるので、深夜の3時や4時まで洗濯室に張り付いて洗濯と乾燥を終わらせるということもありました。

毎日やらなければいけないだけでストレスな洗濯なのに、嫌がらせも加わるとさらに毎日の生活がストレスになっていきます。

お金や物が盗まれる

次はさらに悪質です。むしろ犯罪行為です。

物が盗まれたり勝手に使われたり壊されたりします

一番盗まれやすいのが、日用品と飲料です。

ティッシュや洗剤、飲み物やプロテイン等の基本的にその場からなくなっても分かりにくいものが盗られます。

洗剤なんかは、勝手に乱用されてすぐに無くなるということが多かったです。

全てのものを鍵付きの保管庫的なところにしまえるわけではないので、このようなことが起こります。

他にも、物を壊されることもありました。

当時、私が壊されたものはiPod touchです。

自主練習から帰ると、勝手に引出しから取り出されたiPodの画面がバキバキに割れていました。

目撃者もいなかったことから、犯人が誰なのかもわかりませんでした。

世の中には平気でこういうことをするやつもいることを覚えていてほしいです。

高校時代はバイトができない環境だったので、親が買ってくれたものを壊されたり、盗まれたりと心が痛かったです。

もっと悪質なのがお金を盗む行為でした。

これに関しては、鍵付き保管庫に財布を入れてなかった側にも問題はありましたが、絶対にやってはいけないことです。

お金問題の時には、さすがに寮内でも問題となりましたが、警察に連絡を入れる前に解決しました。

これが誰にも相談できない環境の場合だと、大人や警察も対応できないので恐ろしい事実です。

集団で殴られる、蹴られるようないじめ

集中的に標的になっていた部員に対して、集団で暴行がされていました。

私の高校では容赦なく殴ったり、蹴ったり行われていました

これは数年前の話なので、何十年も昔のことではないです。

今でもそういう風習があるので、暴行が行われていると思うとぞっとします。

ニュースに出ている体罰やいじめは数少なく感じます、内部ではもっと多くの事件が発生しているのではと感じました。

見えるような痣やケガを負ったとしても、自主練習で球が当たりケガをしたと監督に報告するので、監督にばれずに暴行がされていました。

監督は気づいていたかもしれませんが、監督自体が体罰をする人だったので、大事にしないように隠蔽していたと思います。

こんな感じで寮生活では、部員内で暴力があったのが事実です。

いじめを言えない環境にある

寮生活で正常な判断ができない

高校生には言えないプレッシャーやしがらみがあります。

まず、甲子園に行くために強豪の高校に進学をして、寮生活を選びますよね。

この時点で親に相当な負担をかけています。そんな親を思う気持ちが、弱音を吐けない状況を作りだしています。

そして、閉塞された寮という生活環境です。

これがもう完全に正常な判断を出来なくさせます。

他の高校の寮生活でも、他の高校の野球部でも、どこの高校でも窃盗や暴力が行われていると思い込んでしまうのです。

この要因だけでも、いじめを告発できない環境になっています。

中にはこんな部員もいました。

特待生で入学金を免除してもらっているから、野球部を辞めちゃうと入学金を払わないといけなくなってしまう…辞めるなんて言い出せない…

特待生という華やかな制度の裏では、こんな地獄のプレッシャーがあったのです。

これらは、野球部に限らず起きる原因です。

監督を頼れない

先ほども監督が体罰をしていたと話しましたが、これが一番言えない環境を作り出しています。

私の高校では、野球部の寮を監督が管理していました。

一番身近で、親に弱音を吐けない時に頼れるのは監督しかいません。

しかし、監督は平気で生徒に殴る蹴るをする人だったので、いじめや暴力について言ったところで、その事実に激怒して暴れるだけでした。

野球の指導以外は本当に何もできない大人でした。

まだ高校生は完全に大人になっていないです。しっかりと監視できる正常な指導者がいないと、寮生活はお勧めできません。

犯罪級のいじめがあったときに相談できる大人や環境は絶対に必要です。

入寮前に確認すべきポイント

  • いじめの噂や口コミはないか
  • 本当にその中学、高校や大学への進学でいいのか
  • 親子での意思疎通はできているか

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これから進学する人は、いま一度、調べ直して!

大切なのは、入学前にたくさんの学校を調査することです。

果たしてその高校でなくてはならないのか、これを確認しておきましょう。

まだ、高校選びや受験がまだの方は今からでも選択肢を増やすことが鍵となります。

似たような学部学科の学校や大学は山ほどあります。しっかり調べて選びましたか?比較されましたか?

私と同じような体験をしてほしくないので、今一度考える時間を作っていただきたです。

高校選びの幅を広げるためには、学力の向上が必須です。まだ時間に猶予があるのなら、オンラインでの個別塾も視野に入れてください。

部活動に打ち込んでいた学生が、短期間で効率よく学力を伸ばしている実績もあります。

いじめ・嫌がらせ(対応策4選)

逃げ道を作ってあげることが一番大切です。

寮生活は想像している何倍も孤独です。頼れるのはスマホ越しのあなたしかいません。

今はスマホでLINEができて、連絡が取れる素晴らしい時代です、気にかけてあげてください。もし、いじめや嫌がらせを現状受けているような言動があった場合は以下の対応が考えられます。

  • 無料カウンセリング
  • 法律相談
  • メンタルケア
  • 編入準備

無料カウンセリング

まず、親子ともに相談する相手がいない場合は無料カウンセリングを受けることをオススメします。

客観的な立場で、話を聞いてくれる存在が大切です。

さらに不安や悩みの解決にはカウンセリングが効果あります。

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オンラインのカウンセリングも対面同様の効果があることが実証されています。

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さらに、仕事や家事に忙しく、通院する余裕のない場合にもオススメです。子どもの健康は親の心の健康があってこそです。

漠然と今後の子どもの進路が不安であったり、仕事と家事の両立等の家庭問題が気になって不安や心配なあなたも気軽に連絡してカウンセリングを受けてみてください。

法律相談

事件性の帯びてくる、いじめや嫌がらせは法律的に解決することも一つの案です。

監督や学校側に相談した上で、何も対応してくれないようでしたら、個人で掛け合ってみるしかありません。

そもそもどこに相談すれば良いか分からない方には、下記の相談窓口の検索サイトで無料相談にて専門家を紹介しくれます。

無料で専門家を紹介してくれるので、めんどくさい工程を飛ばして、専門家に早く相談ができます。

メンタルケア

高校生の心はまだまだ思春期で繊細です。

まずはお子さん、ご自身のメンタルケアをしっかりと行っていきましょう。

メンタルケアに関する書籍はこちらからご覧になれますので参考にしてみてください。

辛い時間だとは思いますが、冷静に対処できるように心がけてほしく思います。

編入準備・環境を変える

いじめや嫌がらせのある学校や寮をやめて編入する決断をすることです。

当時の私の同級生は、2名が地元の高校に編入する決断をして環境ごと変えていました。

これはいじめや嫌がらせをしてきた加害者側への怒りや制裁を心の中に沈め込み、面倒ごとを何もなく対処する方法です。

ただ、編入の準備に時間やお金も必要になるので、十分に計画を立てる必要があります。勢いで辞めて次の編入先が無いというのも大変です。

編入に悪いイメージを持たれるかもしれませんが、通信制の高校では、専門分野に強い講義等も受けることができます。

高校生のうちから専門的な職業を学べることから人気も出ています。

選択肢の一つとして、こんな高校もあるんだということを知ってほしいです。この選択肢を知っているかどうかで、後悔してほしくありません。

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最後に

1番の味方は親でしかない

親御さんが悩んでいる以上に、子どもはストレスと闘っています。

まずはできるところからケアをしてあげて、その間に、着々と準備を進めましょう。

子どもが頼りにしているのは、親のみです。

今まで通り、今まで以上に、1番の見方でいてあげてください。

この記事を見た後に、最初にしてほしいこと

兎にも角にも、無料カウンセリングで不安や心配事を楽にしていきましょう。

オンラインだと本当に効果があるのか気になってしまうかもしれませんが、オンラインのカウンセリングも対面と同様の科学的根拠があることが証明されています。

顔出しせずに、チャット形式で相談することができ、しかも24時間365日対応してくれます!

本当にしんどい毎日だと思いますが、この相談する一歩を踏み出してほしいです。

オンラインカウンセリングのハードルが高い方は「いじめに関する書籍」から対策をしていきましょう」

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